comparison Wnn/man/2.env/wnn/wnnenvrc.man @ 0:bbc77ca4def5

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author Yoshiki Yazawa <yaz@cc.rim.or.jp>
date Thu, 13 Dec 2007 04:30:14 +0900
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-1:000000000000 0:bbc77ca4def5
1 .\"
2 .\" $Id: wnnenvrc.man,v 1.3 2001/06/14 18:08:32 ura Exp $
3 .\"
4 .\"
5 .\" FreeWnn is a network-extensible Kana-to-Kanji conversion system.
6 .\" This file is part of FreeWnn.
7 .\"
8 .\" Copyright Kyoto University Research Institute for Mathematical Sciences
9 .\" 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992
10 .\" Copyright OMRON Corporation. 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992, 1999
11 .\" Copyright ASTEC, Inc. 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992
12 .\" Copyright FreeWnn Project 1999, 2000
13 .\"
14 .\" Maintainer: FreeWnn Project <freewnn@tomo.gr.jp>
15 .\"
16 .\" This program is free software; you can redistribute it and/or modify
17 .\" it under the terms of the GNU General Public License as published by
18 .\" the Free Software Foundation; either version 2 of the License, or
19 .\" (at your option) any later version.
20 .\"
21 .\" This program is distributed in the hope that it will be useful,
22 .\" but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
23 .\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the
24 .\" GNU General Public License for more details.
25 .\"
26 .\" You should have received a copy of the GNU General Public License
27 .\" along with this program; if not, write to the Free Software
28 .\" Foundation, Inc., 59 Temple Place, Suite 330, Boston, MA 02111-1307 USA
29 .\"
30 .TH WNNENVRC \ "28 January 1992"
31 .SH 名称
32 .sv 1
33 .nf
34 .ta 0.1i 2i
35 wnnenvrc かな漢字変換環境初期化ファイル
36 .fi
37 .SH 形式
38 .sv 1
39 .nf
40 .ta 0.1i 3i
41 /usr/local/lib/wnn/ja_JP/wnnenvrc (デフォルト)
42 .fi
43 .SH 機能
44 .HP 0
45 .IP
46 wnnenvrc は、かな漢字変換の標準インタフェースを使用する時の環境を設定す
47 るものである。
48 uum の初期化ファイル uumrc から間接的にして指定される。
49
50 エントリが重複した場合、setdic (辞書ファイルの指定)以外は上書きされる。
51 setdic は合わせて20個まで設定できる。
52 \';' で始まる行はコメントになる。
53
54 このファイルで設定できるものは、以下の通り。
55 .TP 8
56 include <wnnenvrcファイル名>
57 他のwnnenvrcファイルを読み込む。
58 デフォルトの wnnenvrc ファイルに個人の設定を付け加える場合な
59 どに使用する。
60 .TP 8
61 setdic <辞書ファイル名> <頻度ファイル名>
62 <辞書プライオリティ> <辞書リードオンリーか否か>
63 <頻度リードオンリーか否か>
64 <辞書ファイルのパスワードの入っているファイル名>
65 <頻度ファイルのパスワードの入っているファイル名>
66 <仮名漢字変換/漢字仮名変換>
67 頻度ファイル名には、指定した辞書の頻度ファイル名を指定する。
68 "-" を指定すると辞書ファイル内の頻度を使う。
69 辞書プライオリティはその辞書の優先度で、10進数で指定する。
70 リードオンリーの時には 1、そうでない時には 0 を指定する。
71 リードオンリーを指定した場合、頻度ファイルの更新を行わない。
72 ファイルにパスワードのある場合、ファイル名を指定する。
73 仮名漢字変換の場合は 0 を、漢字仮名変換の場合は 1 を指定する。
74 引数の数が少ないとき、第2引数以降はデフォルトの値が取られる。
75 デフォルトの値は、- 5 0 0 - - 0 である。
76 .TP 8
77 setfuzokugo <付属語ファイル名>
78 付属語ファイル名を指定する。
79 .TP 8
80 setparam <数字0> <数字1> <数字2> <数字3> <数字4>
81 <数字5> <数字6> <数字7> <数字8> <数字9> <数字10>
82 <数字11> <数字12> <数字13> <数字14> <数字15>
83 10個の変換パラメータ、および、疑似品詞の頻度を整数で指定する。
84 <数字0> : N(大)文節解析のN
85 <数字1> : 大文節中の小文節の最大数
86 <数字2> : 自立語の頻度に対する係数
87 <数字3> : 小文節長に対する係数
88 <数字4> : 自立語長に対する係数
89 <数字5> : 今使ったよビットに対する係数
90 <数字6> : 辞書に対する係数
91 <数字7> : 小文節の評価値に対する係数
92 <数字8> : 大文節長に対する係数
93 <数字9> : 小文節数に対する係数
94 <数字10> : 疑似品詞「数字」の頻度
95 <数字11> : 疑似品詞「カナ」の頻度
96 <数字12> : 疑似品詞「英数」の頻度
97 <数字13> : 疑似品詞「記号」の頻度
98 <数字14> : 疑似品詞「閉括弧」の頻度
99 <数字15> : 疑似品詞「付属語」の頻度
100 <数字16> : 疑似品詞「開括弧」の頻度
101 デフォルトは、2 5 10 3 50 1 128 5 1 50 10 。
102 .TP 8
103 confirm
104 それ以降の setdic で指定された辞書が存在しない場合、新しく作るか
105 否かの確認を行なう。
106 .TP 8
107 confirm1
108 それ以降の setdic で指定された辞書が存在しない場合、新しく作るか
109 否かの確認を1度だけ行い、それ以降はその値に従う。
110 .TP 8
111 create_without_confirm
112 それ以降の setdic で指定された辞書が存在しない場合、無条件に作る。
113 .TP 8
114 no_create
115 それ以降の setdic で指定された辞書が存在しない場合、作らない。
116 .PP
117 include の引数の先頭に ~、 ~username, @HOME, @LIBDIR の記法 使用できる。
118 ~ 環境変数 HOME の値。
119 ~username /etc/passwd に登録されているログネーム username
120 のホームディレクトリ名。
121 @HOME 環境変数 HOME の値。
122 @LIBDIR デフォルトの wnn 環境ファイルのディレクトリパス
123 名(/usr/local/lib/wnn)。
124
125 setdic, setjishopath, sethindopath の引数内では、最初の @USR を
126 uum のユーザ名(uum(1) 参照)に展開する。
127 .SH 設定例
128 .sv 1
129 .nf
130 setdic usr/@USR/ud - 8 0 0 - - 0
131 setdic pubdic/pd-kihon.dic usr/@USR/kihon.h 1 1 0 - - 0
132 setdic pubdic/pd-tankan.dic usr/@USR/tankan.h 1 1 0 - - 0
133
134 .SH 注意事項
135 .sv 1
136 .nf
137 辞書、 頻度のファイルは、 uum が接続する jserver が起動しているマシン上の
138 ファイル名を指定する。指定したユーザ辞書、頻度のファイルが存在しない場合、
139 jserver 起動マシン上に作成される。
140 詳しくは、sys_dic(5), usr_dic(5), jserver(1) を参照すること。
141 .SH 関連項目
142 .sv 1
143 .nf
144 uum(1), jserver(1), uumrc(4), SYS_DIC(5), USR_DIC(5)
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