diff Wnn/manual/4.cmd/uum @ 0:bbc77ca4def5

initial import
author Yoshiki Yazawa <yaz@cc.rim.or.jp>
date Thu, 13 Dec 2007 04:30:14 +0900
parents
children
line wrap: on
line diff
--- /dev/null	Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000
+++ b/Wnn/manual/4.cmd/uum	Thu Dec 13 04:30:14 2007 +0900
@@ -0,0 +1,198 @@
+
+
+
+UUM( )              UNIX Programmer's Manual               UUM( )
+
+
+
+名称
+
+     uum                 かな漢字変換フロントエンドプロセッサ
+
+形式
+
+     /usr/local/bin/Wnn4/uum [-J|U|S] [-j|u|s] [-h|H] [-x|X]
+             [-k uumkey-file] [-c convert-key-file] [-r romkan-mode-file]
+             [-D サーバマシン名] [-n ユーザ名]
+             [-l 変換行数]
+
+
+機能
+
+     uum は、日本語入出力環境を提供するコマンドである。 uum は起
+     動後、初期化ファイルを次の順にサーチする。
+
+       1. 環境変数 UUMRC のファイル名
+       2. $HOME/.uumrc
+       3. /usr/local/lib/wnn/uumrc ( デフォルト )
+
+     uum は、インターネットにより別のマシン上のかな漢字変換サーバ
+     jserver(1) と接続することが可能で、負荷の分散を図ることがで
+     きる。仮にサーバと接続できなくても uum は起動できる。これに
+     より、かな漢字変換サーバとの通信を必要としないオペレーション
+     の使用が可能である。また、変換キーが押された時 jserver と接
+     続できていなければ、自動的に接続を確立しようとする。
+
+     以下のオプションにより動作を指定する。
+
+     -H      変換 on の状態で立ち上げる。 ( デフォルト )
+
+     -h      変換 off の状態で立ち上げる。
+
+     -U      pty 側をUJISコードとする。 ( デフォルト )
+
+     -J      pty 側をJISコードとする。
+
+     -S      pty 側をシフトJISコードとする。
+
+     -u      tty 側をUJISコードとする。 ( デフォルト )
+
+     -j      tty 側をJISコードとする。
+
+     -s      tty 側をシフトJISコードとする。
+
+     -X      tty のフローコントロールを on にして立ち上げる。 (
+             デフォルト )
+
+     -x      tty のフローコントロールを off にして立ち上げる。
+
+     -k uumkey-file
+             キーバインド定義ファイルの指定。省略時は、次の順にサ
+             ーチする。
+               1. 初期化ファイル uumrc の setuumkey エントリのフ
+             ァイル名
+               2. ファイル名 /usr/local/lib/wnn/uumkey
+
+     -c convert-key-file
+             キーコード変換表ファイルの指定。省略時は、次の順にサ
+             ーチする。 1. 初期化ファイル uumrc の setconvkey エ
+             ントリのファイル名 2. ファイル名
+             /usr/local/lib/wnn/cvt_key_tbl
+
+     -r romkan-mode-file
+             ローマ字仮名変換 ( オートマトン (3J_T) のモード定義
+             表ファイルの指定。ディレクトリ名の場合、その下の
+             mode ファイルが対象になる。省略時は、次の順にサーチ
+             する。
+               1. 初期化ファイル uumrc の setrkfile エントリのフ
+             ァイル名
+               2. ファイル名 /usr/local/lib/wnn/rk/mode
+
+     -l 変換行数
+             仮名漢字変換に使用する行数 (0 < 変換行数 < 画面行数
+             - 1) を指定する。省略字は、 1 。
+
+     -D ホスト名
+             仮名漢字変換サーバ (jserver(1_JT)) をホスト名で指定
+             する。省略時は、環境変数 JSERVER を見る。それも無け
+             れば、 /etc/hosts の jserver の alias を探す。それも
+             なければ、 UNIX-Domain が指定される。
+
+     -n 環境名
+             辞書管理のための環境名を指定する。省略時は、環境変数
+             WNNUSER を見る。それも無ければ uum プロセスの実 UID
+             のオーナー名を取る。
+
+使用上の注意事項
+
+     uum は、 pty を1つ獲得するので、 pty が獲得できない場合は、
+     起動できない。また、初期化ファイル , キーバインド定義ファイ
+     ル , ローマ字仮名変換のモード定義表ファイルが見つからない場
+     合も起動できない。辞書管理は、環境名で行われる。
+
+関連項目
+
+     jserver(1), uumrc(4), uumkey(4), cvt_key_tbl(4), オートマトン(3)
+
+
+
+Printed 1/28/92          28 January 1992                        2
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+
+