diff Xwnmo/manual/4.cmd/xwnmo.txt @ 0:bbc77ca4def5

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author Yoshiki Yazawa <yaz@cc.rim.or.jp>
date Thu, 13 Dec 2007 04:30:14 +0900
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--- /dev/null	Thu Jan 01 00:00:00 1970 +0000
+++ b/Xwnmo/manual/4.cmd/xwnmo.txt	Thu Dec 13 04:30:14 2007 +0900
@@ -0,0 +1,528 @@
+
+
+
+XWNMO(1)            UNIX Programmer's Manual             XWNMO(1)
+
+
+
+名称
+     xwnmo - Xウィンドウ・インプットマネージャー
+
+形式
+     xxwwnnmmoo [-_o_p_t_i_o_n ...]
+
+解説
+     _x_w_n_m_o は、Xウィンドウ・インプットメソッド用のインプット・マ
+     ネージャーです。 [_X _W_i_n_d_o_w _S_y_s_t_e_m, _V_e_r_s_i_o_n _1_1 _I_n_p_u_t _M_e_t_h_o_d
+     _S_p_e_c_i_f_i_c_a_t_i_o_n_s] をベースに作成されました。 _x_w_n_m_o は、Xウィ
+     ンドウの複数のクライアントに対して、多国語の入力環境を提供し
+     ます。クライアントは、XIMライブラリを使うことにより、
+     _x_w_n_m_o を使用できます。
+
+     マルチスクリーンに対応しており、スクリーン毎に _R_o_o_t-_m_o_d_e 用
+     のウィンドウが作成されます。
+
+     変換のエンジンには、国際化されたWnnを使用します。クライア
+     ントのランゲージに応じて、変換サーバを選択します。入力可能な
+     言語は、コンフィグレーションファイル (_x_i_m_c_o_n_f) により決まり
+     ます。詳しくは、 _x_i_m_c_o_n_f のマニュアルを参照して下さい。
+
+     _X_w_n_m_o は、以下のインプットスタイルをサポートしています。
+             ( XIMPreeditArea | XIMStatusArea )
+             ( XIMPreeditPosition | XIMStatusArea )
+             ( XIMPreeditNothing | XIMStatusNothing )
+             ( XIMPreeditCallbacks | XIMStatusArea )
+             ( XIMPreeditArea | XIMStatusCallbacks )
+             ( XIMPreeditPosition | XIMStatusCallbacks )
+             ( XIMPreeditCallbacks | XIMStatusCallbacks )
+
+     XIMライブラリを使用し、 _x_w_n_m_o と接続をする場合、
+     _X_O_p_e_n_I_M() をコールする前に、モディファイアを __X_W_N_M_O にセット
+     する必要があります。
+
+     具体的には、
+             XSetLocaleModifiers("@im=_XWNMO");
+             あるいは、
+             環境変数 XXMMOODDIIFFIIEERRSS=@im=_XWNMO セット後に、 XSetLo-
+             caleModifiers(""); です。
+
+     XIMライブラリの詳しい使用方法は、Xのドキュメントの13章、
+     あるいは、 [_X _W_i_n_d_o_w _S_y_s_t_e_m, _V_e_r_s_i_o_n _1_1 _I_n_p_u_t _M_e_t_h_o_d _S_p_e_c_i_f_-
+     _i_c_a_t_i_o_n_s] を参照して下さい。
+
+XXMMLL
+     _I_n_p_u_t _M_e_t_h_o_d _S_p_e_c_i_f_i_c_a_t_i_o_n_s によると、インプットメソッドが使
+     用するロカールは、一つで固定です。従って、 _x_w_n_m_o は
+     _X_O_p_e_n_I_M() が呼ばれた時のロカールによる言語環境を一つだけ作成
+     します。そして、これを変更することはできません。
+     しかし、 libX11.a をコンパイル時に、 XXMMLL をデファインすると、
+     マルチ・ロカールの環境が使用できます。つまり、ロカールを切替
+     えることにより、言語環境をダイナミックに変更することが可能に
+     なります。その使い方は以下の通りです。
+
+     環境の作成
+             XOpenIM() の代わりに、 _X_m_l_O_p_e_n_I_M() をコールします。
+             そして、 XIC のアーギュメント XXNNCCuurrrreennttLLaanngguuaaggee をセ
+             ットし、 _X_C_r_e_a_t_e_I_C() をコールします。そうすると、
+             _x_w_n_m_o は、できる限り多くの言語環境を作成し、
+             XNCurrentLanguage で指定されたロカールを現在の言語環
+             境とします。もし、 XNCurrentLanguage をセットしなか
+             った場合は、最初に作成した言語環境が、現在の環境とな
+             ります。 XNCurrentLanguage の書式は、
+             current_language = <language>'_'<territory>
+             例 : ja_JP
+
+     環境の変更
+             現在の言語環境を変更したい場合は、 XXNNCCuurrrreennttLLaanngguuaaggee
+             をセットし、 _X_S_e_t_I_C_V_a_l_u_e_s() を呼びます。
+
+     _X_w_n_m_o は、同時に、 XXMMLL のクライアントと NNOONN__XXMMLL のクライアン
+     トからの接続を許します。
+
+CCHHAANNGGIINNGG LLOOCCAALLEE
+     _X_w_n_m_o は、現在の言語環境を変更するために、2つのインタフェー
+     スを持っています。1つは、 _c_h_a_n_g_e__l_o_c_a_l_e__c_t 関数によるもので
+     す。この関数はロカールが、 _w_r__W_R._c_t のときのみ有効です。この
+     関数は、 _u_u_m_k_e_y ファイルに書くことができます。その書式は以下
+     の通りです。
+
+     change_locale_ct < キー > [ < キー > ...]
+
+     もうひとつは、 _c_h_a_n_g_e__l_o_c_a_l_e 関数によるものです。この関数は
+     _u_u_m_k_e_y ファイルに書くことができます。その書式は以下の通りで
+     す。
+
+     change_localet < キー > [ < キー > ...]
+
+     この関数は、アーギュメント XNChangeLanguageCB をセットした時
+     のみ有効です。 XNChangeLanguageCB の値は、コールバック関数の
+     ポインタです。この関数は _x_w_n_m_o の現在の言語環境を変更した時
+     にインプットメソッドから呼ばれるものです。この関数の仕様は、
+     以下の通りです。
+
+     void ChangeLocaleCB(char *locale)
+
+XXJJpp
+     _X_w_n_m_o は、 XXJJpp のプロトコルをサポートすることができます。
+     _X_w_n_m_o をコンパイル時に、 XXJJPP をデファインすると、 _X_J_p のコミ
+     ュニケーションキットのプロトコルをサポートします。また、 XXJJPP
+     と XXJJPP__DDIIRREECCTT をデファインすると、 _X_J_p のダイレクトインタフ
+     ェースのプロトコルをサポートします。
+
+SSEEPP
+     _X_w_n_m_o は、 SSEEPP のプロトコルをサポートすることができます。
+     _X_w_n_m_o をコンパイル時に、 SSEEPP をデファインすると、 SSEEPP のプロ
+     トコルをサポートします。 __X_i_p_C_h_a_n_g_e_S_p_o_t() の関数を使用して下
+     さい。関数の仕様は以下の通りです。
+
+     int __XXiippCChhaannggeeSSppoott(_i_c, _s_p_o_t__x, _s_p_o_t__y)
+         XIC ic;
+         short spot_x, spot_y;
+
+     ic:       インプットコンテキストを指定
+     spot_x, spot_y:     スポットの位置を指定
+
+オプション
+     _X_w_n_m_o は、以下のオプションを持っています。
+
+     --DD サーバ名
+             変換サーバのマシン名を指定します。指定されない場合、
+             まず、環境変数 SERVER が参照されます。これが設定され
+             ていない場合、マシン名 "_j_s_e_r_v_e_r" へ接続を試みます。
+             もしこの接続が失敗した場合、ローカルのサーバへ接続を
+             試みます。
+
+     --nn ユーザ名
+             Wnn の環境名として使用されるユーザ名を指定します。指
+             定されない場合、まず、環境変数 _W_N_N_U_S_E_R が参照されま
+             す。これがセットされていない場合、プロセスのオーナ名
+             が参照されます。
+
+     --llcc ランゲージ名
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e の言語環境の作成に参照される、ロカール名を
+             指定します。指定されない場合、環境変数 _L_A_N_G が参照さ
+             れます。これがセットされていない場合、デフォルトは、
+             _j_a__J_P です。ランゲージ名のフォーマットは
+             langName = <language>'_'<territory>
+
+     --kk キーバインド定義ファイル名
+             _u_u_m_k_e_y ファイル のパス名を指定します。 _u_u_m_k_e_y ファイ
+             ル の詳しい説明は、 Wnn のマニュアルを参照して下さい。
+
+     --kk オートマトンファイル名
+             オートマトンファイル のパス名を指定します。デフォル
+             トは、 /_u_s_r/_l_o_c_a_l/_l_i_b/_w_n_n/@_L_A_N_G/_r_k/_m_o_d_e です。オート
+             マトンファイルの詳しい説明は、 Wnn のマニュアル
+             (mode) を参照して下さい。
+
+     --XX キー変換テーブルファイル名
+             キー変換テーブルファイル のパス名を指定します。キー
+             変換テーブルファイル には、XのキーとWnnのキーの
+             関係が書かれています。デフォルトは、
+             /_u_s_r/_l_o_c_a_l/_l_i_b/_w_n_n/_c_v_t__x_i_m__t_b_l です。キー変換テーブ
+             ルファイル の詳しいの内容は、マニュアル
+             (cvt_xim_tbl) を見て下さい。
+
+     --FF ファンクションキー変換テーブルファイル名
+             ファンクションキー変換テーブルファイル のパス名を指
+             定します。ファンクションキー変換テーブルファイル に
+             は、XのファンクションキーとWnnのキーの関係が書か
+             れています。このファイルは、古いバージョンの _x_w_n_m_o
+             との互換性のためだけのものです。できるだけ、
+             cvt_xim_tbl を使用して下さい。ファンクションキー変換
+             テーブルファイル の詳しいの内容は、マニュアル
+             (cvt_fun_tbl) を見て下さい。
+
+     --MM メタキー変換テーブルファイル名
+             メタキー変換テーブルファイル のパス名を指定します。
+             メタキー変換テーブルファイル には、XのメタキーとW
+             nnのキーの関係が書かれています。このファイルは、古
+             いバージョンの _x_w_n_m_o との互換性のためだけのものです。
+             できるだけ、 cvt_xim_tbl を使用して下さい。メタキー
+             変換テーブルファイル の詳しいの内容は、マニュアル
+             (cvt_meta_tbl) を見て下さい。
+
+     --ddiissppllaayy ディスプレイ名
+             接続する X server を指定します。 _X(_1) を参照して下さ
+             い。
+
+     --hheellpp   このオプションを指定すると、 _x_w_n_m_o は、オプションの
+             内容を表示します。
+
+     --jjuu 辞書ユーティリティマネージャ名
+             辞書ユーティリティマネージャである _x_j_u_t_i_l のパス名を
+             指定します。デフォルトは、 /_u_s_r/_b_i_n/_X_1_1/_x_j_u_t_i_l です。
+
+     --EEMM     このオプションを指定すると、 _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンド
+             ウ上で、マウスのポインタのいずれかを押した場合に、終
+             了用のメニューが表示されます。デフォルトでは、表示さ
+             れます。
+
+     ++EEMM     このオプションを指定すると、終了用のメニューは表示さ
+             れません。終了させるには、コマンド _k_i_l_l_x_w_n_m_o を使用
+             して下さい。
+
+     これ以降のオプションは、すべてのスクリーンの _R_o_o_t-_m_o_d_e 用の
+     ウィンドウに作用します。
+
+     --ffss フォント名リスト
+             フォント名のリストを指定します。このリストより、
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウのフォントセットが作成されま
+             す。デフォルトは、ロカールに依存します。リストの書式
+             は、
+             font-name-list = <fontname>{','fontname}
+
+     --ggeeoommeettrryy ジオメトリ
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウの位置と、サイズを指定します。
+             _X(_1) を参照して下さい。
+
+     --ffgg カラー名
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウに書かれるテキストの色を指定
+             します。デフォルトは、 ``black.'' です。
+
+     --bbgg カラー名
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウのバックグラウンドの色を指定
+             します。デフォルトは、 ``white.'' です。
+
+     --bbdd カラー名
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウのボーダの色を指定します。デ
+             フォルトは、 ``black.'' です。
+
+     --bbww ピクセル値
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウの枠の幅を、ピクセル値で指定
+             します。
+
+     --iiccoonniicc このオプションを指定すると、 _x_w_n_m_o は、アイコンで起
+             動するように、ウィンドウ・マネージャに要求します。し
+             かし、-RV オプションが指定されるか、あるいは、リソー
+             ス "rootVisible" が ``True'' に設定されているとこの
+             オプションは無効になります。
+
+     ## ジオメトリ
+             Xwnmo のアイコンウィンドウの位置と、サイズを指定しま
+             す。通常は、リソース ``*_i_c_o_n_G_e_o_m_e_t_r_y'' で指定します。
+
+     --hh      このオプションを指定すると、 _x_w_n_m_o は、変換オフの状
+             態で起動します。デフォルトは、この状態です。
+
+     --HH      このオプションを指定すると、 _x_w_n_m_o は、変換オンの状
+             態で起動します。デフォルトは、変換オフの状態です。
+
+     --RRVV     このオプションを指定すると、 _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンド
+             ウが、変換オフ状態の時、また、 _R_o_o_t-_m_o_d_e を使用する
+             クライアントが一つも接続していない状態で、非表示にな
+             ります。このオプションを指定すると、 -iconic オプシ
+             ョンが無効になり、リソース "iconic" が強制的に
+             ``False'' に設定されます。
+
+リソース
+     _X_w_n_m_o は、名前 xxwwnnmmoo 、クラス名 XXwwnnmmoo に、以下のリソース名、
+     および、リソースクラスを持っています。
+
+     sseerrvveerrNNaammee (( クラス SSeerrvveerrNNaammee))
+             変換サーバのマシン名を指定します。指定されない場合、
+             まず、環境変数 SERVER が参照されます。これが設定され
+             ていない場合、マシン名 "_j_s_e_r_v_e_r" へ接続を試みます。
+             もしこの接続が失敗した場合、ローカルのサーバへ接続を
+             試みます。
+
+     uusseerrNNaammee (( クラス UUsseerrNNaammee))
+             Wnn の環境名として使用されるユーザ名を指定します。指
+             定されない場合、まず、環境変数 _W_N_N_U_S_E_R が参照されま
+             す。これがセットされていない場合、プロセスのオーナ名
+             が参照されます。
+
+     xxiimmrrccNNaammee (( クラス XXiimmrrccNNaammee))
+             _X_w_n_m_o のスタートアップファイル _x_i_m_r_c-_f_i_l_e のパス名を
+             指定します。これが指定されない場合、あるいは、ファイ
+             ルがない場合、まず、 $_H_O_M_E/._x_i_m_r_c が参照されます。も
+             し、これがないばあい、デフォルトは
+             "/usr/local/lib/wnn/ximrc" です。 _x_i_m_r_c-_f_i_l_e の詳し
+             い内容は、 _x_i_m_r_c-_f_i_l_e のマニュアルを参照して下さい。
+             (man の名前は、 ximrc です。 ) 下さい。 (man の名前
+             は、 ximrc です。 )
+
+     ccvvttxxiimmNNaammee (( クラス CCvvttxxiimmNNaammee))
+             キー変換テーブルファイル のパス名を指定します。キー
+             変換テーブルファイル には、XのキーとWnnのキーの
+             関係が書かれています。デフォルトは、
+             /_u_s_r/_l_o_c_a_l/_l_i_b/_w_n_n/_c_v_t__x_i_m__t_b_l です。キー変換テーブ
+             ルファイル の詳しいの内容は、マニュアル
+             (cvt_xim_tbl) を見て下さい。
+
+     ccvvttffuunnNNaammee (( クラス CCvvttffuunnNNaammee))
+             ファンクションキー変換テーブルファイル の名前を指定
+             します。ファンクションキー変換テーブルファイルには、
+             XのファンクションキーとWnnのキーの関係が書かれて
+             います。このファイルは、古いバージョンの _x_w_n_m_o との
+             互換性のためだけのものです。できるだけ、 cvt_xim_tbl
+             を使用して下さい。ファンクションキー変換テーブルファ
+             イル の詳しいの内容は、マニュアル (cvt_fun_tbl) を見
+             て下さい。
+
+     ccvvttmmeettaaNNaammee (( クラス CCvvttmmeettaaNNaammee))
+             メタキー変換テーブルファイル の名前を指定します。メ
+             タキー変換テーブルファイル \_P には、XのメタキーとW
+             nnのキーの関係が書かれています。このファイルは、古
+             いバージョンの _x_w_n_m_o との互換性のためだけのものです。
+             できるだけ、 _c_v_t__x_i_m__t_b_l を使用して下さい。メタキー
+             変換テーブルファイル の詳しいの内容は、マニュアル
+             (_c_v_t__m_e_t_a__t_b_l) を見て下さい。
+
+     xxjjuuttiillNNaammee (( クラス XXjjuuttiillNNaammee))
+             辞書ユーティリティマネージャである _x_j_u_t_i_l のパス名を
+             指定します。デフォルトは、 "/usr/bin/X11/xjutil" で
+             す。
+
+     llaannggNNaammee (( クラス LLaannggNNaammee))
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e の言語環境の作成に参照される、ランゲージ名
+             を指定します。指定されない場合、環境変数 _L_A_N_G が参照
+             されます。これがセットされていない場合、デフォルトは、
+             _j_a__J_P です。ランゲージ名のフォーマットは
+             langName = <language>'_'<territory>
+
+     eexxiittMMeennuu (( クラス EExxiittMMeennuu))
+             ``True'' に設定すると、 _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウ上で、
+             マウスのポインタのいずれかを押した場合に、終了用のメ
+             ニューが表示されます。 ``False'' を設定すると、終了
+             用のメニューは表示されません。デフォルトは、
+             ``True'' です。
+
+     これ以降のリソースは、スクリーンごとの _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィン
+     ドウに個別に設定できます。スクリーンごとのサブの名前、および、
+     サブのクラス名は ssccrreeeennNN 、 SSccrreeeennNN です。ここで、 NN にスク
+     リーン番号を入れます。
+
+     ffoorreeggrroouunndd (( クラス FFoorreeggrroouunndd))
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウに書かれるテキストの色を指定
+             します。デフォルトは、 ``black.'' です。
+
+     bbaacckkggrroouunndd (( クラス BBaacckkggrroouunndd))
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウにバックグラウンドの色を指定
+             します。デフォルトは、 ``white.'' です。
+
+     bboorrddeerrCCoolloorr (( クラス BBoorrddeerrCCoolloorr))
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウにボーダの色を指定します。デ
+             フォルトは、 ``black.'' です。
+
+     iiccoonniicc (( クラス IIccoonniicc))
+             ``True'' に設定すると、 _x_w_n_m_o は、アイコンで起動する
+             ように、ウィンドウ・マネージャに要求します。-RV オプ
+             ションが指定されるか、リソース "rootVisible" が
+             ``True'' に設定されていると、このリソースは強制的に
+             ``False'' に設定されます。デフォルトは、 ``False''
+             です。
+
+     ggeeoommeettrryy (( クラス GGeeoommeettrryy))
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウの位置と、サイズを指定します。
+
+     iiccoonnGGeeoommeettrryy (( クラス IIccoonnGGeeoommeettrryy))
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のアイコンウィンドウの位置と、サイズを指
+             定します。
+
+     bboorrddeerrWWiiddtthh (( クラス BBoorrddeerrWWiiddtthh))
+             _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウの枠の幅を、ピクセル値で指定
+             します。
+
+     ffoonnttSSeett (( クラス FFoonnttSSeett))
+             フォント名のリストを指定します。このリストより、
+             Root-mode のフォントセットが作成されます。デフォルト
+             は、ロカールに依存します。リストの書式は、
+             font-name-list = <fontname>{','fontname}
+
+     rroooottVViissiibbllee (( クラス RRoooottVViissiibbllee))
+             ``True'' に設定すると、 _R_o_o_t-_m_o_d_e 用のウィンドウが、
+             変換オフ状態の時、また、 _R_o_o_t-_m_o_d_e を使用するクライ
+             アントが一つも接続していない状態で、非表示になります。
+             デフォルトは、 ``False'' です。 ``True'' に設定され
+             た場合、 -iconic オプションが無効になり、リソース
+             "iconic" が強制的に ``False'' に設定されます。
+
+関連項目
+     killxwnmo(1X), ximrc(4X), cvt_xim_tbl(4X), cvt_fun_tbl(4X),
+     cvt_meta_tbl(4X)
+     _W_n_n _M_a_n_u_a_l (in the Wnn source directory)
+
+CCOOPPYYRRIIGGHHTT
+     Copyright 1991, 1992 by OMRON Corporation
+     Copyright 1991, 1992 by Massachusetts Institute of Technol-
+     ogy
+
+AAUUTTHHOORR
+     Seiji Kuwari (OMRON Corporation)
+
+
+
+Printed 12/1/92             Release 5                           6
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