view Xwnmo/manual/2.env/ximconf.txt @ 23:e1aadb6dcbd4

- fixed the build rule for build_stamp.h. keywords in template for hg tip should surrounded by curly braces instead of hash marks. - fixed usage of libtool in building jlib.V3. newer libtool does not work without mode specifier. - replaced some libtool related files. (should remove these?)
author Yoshiki Yazawa <yaz@honeyplanet.jp>
date Fri, 23 Jan 2009 16:36:13 +0900
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XIMCONF(4)          UNIX Programmer's Manual           XIMCONF(4)



名称
     ximconf - Xウィンドウ・インプットマネージャー (xwnmo(1X))
     用コンフィギュレーションファイル

形式
     //uussrr//llooccaall//lliibb//wwnnnn//xxiimmccoonnff

解説
     _x_i_m_c_o_n_f ファイルには、 _x_w_n_m_o の動作環境が書かれています。動
     作環境とは、サポートする言語とその環境(内部コード、外部コー
     ド、 CSWIDTH (コードセット毎の幅)、変換サーバを使用するか
     どうかなど)と、デフォルトのロカール、複数言語環境のロカール
     です。

     このファイルを変更することで、サポートする言語の追加/削除が
     行なえます。

     セミコロン (;) で始まる行は、コメント行です。

     フォーマット

          { 外部ロカール }[|{ 外部ロカール }|...] { 言語名 } { 内
          部ロカール } { コードセット幅 } { サーバ使用/不使用 }
          { コード変換 }
          or
          setdefaultlocale    { デフォルトのロカール }
          or
          setworldlocale      { 複数言語環境のロカール }


     外部ロカール
               クライアントによって使用されるロカール名を指定しま
               す。あるクライアントが _x_w_n_m_o に対して一つの外部ロ
               カールを要求すると、その外部ロカールが存在する行の
               言語名、内部ロカールなどが、そのクライアントに関係
               づけられます。一行に複数の外部ロカールを、 '|' で
               区切って指定できます。

     言語名    Wnn の環境において LANG として参照される言語名を指
               定します。 Wnn のマニュアルの uumrc あるいは ser-
               verdefs を参照して下さい。

     内部ロカール
               _x_w_n_m_o によって使用される内部ロカール名を指定します。
               Wnn のライブラリはすべて EUC エンコーディングのみ
               を処理しますので、 _x_w_n_m_o は、 EUC のサブセットのロ
               カールを使用しなければなりません。必ず、 EUC のサ
               ブセットを指定して下さい。

     コードセット幅
               内部ロカール( EUC のサブセット)の CSWIDTH (コー
               ドセット毎の幅)を指定します。 CSWIDTH のフォーマ
               ットは以下の通りです。
               CSWIDTH=b1[:c1][,b2[:c2][,b3[:c3]]]
               "b1-b3" は、それぞれのコードセットのバイト数です。
               ( SS2 と SS3 は除きます) "c1-c3" は、それぞれの
               コードセットのカラム数です。
               "b1" と "c1" は、コードセット1に対するものです。
               "b2" と "c2" は、コードセット2に対するものです。
               "b3" と "c3" は、コードセット3に対するものです。

     サーバ使用/不使用
               その言語環境が、変換サーバを使用するものかどうかを
               指定します。 ``True'' もしくは ``TRUE'' が指定され
               ると、変換サーバが使用されます。その他の場合は、使
               用されません。例えば、ラテン系言語の場合などは、オ
               ートマトンの変換だけで実現することができます。

     コード変換
               特殊な言語の場合(例えば、中国語)、内部コードを表
               示のためのコードに変換する必要があります(例えば、
               中国語の Yincoding )。そのような言語の場合に、変
               換の方法を " コード変換 " に文字列で指定します。そ
               の他の場合は、 `Normal'' を指定しなければなりませ
               ん。現バージョンでは、 ``Yincoding'' のみがサポー
               トされています。これは、中国語の Yincoding のため
               のものです。

     デフォルトのロカール
               デフォルトのロカール名を指定します。 Root-mode の
               ロカールが空か "C" ロカールの場合にこの " デフォル
               トのロカール " が使用されます。この " デフォルトの
               ロカール " が指定されない場合は、 DEFAULT_LANG が
               デフォルトとして使用されます。 DEFAULT_LANG は、コ
               ンパイルの環境に依存します。もし、 DEFAULT_LANG が
               何になっているのかを知りたいのであれば、リソースの
               langName を NULL にし、環境変数の LANG を "C" に設
               定し、 _x_w_n_m_o を実行します。そうすると、 _x_w_n_m_o は、
               "I try to set locale to defualt ???." というメッセ
               ージを表示します。この ???  の部分が DEFAULT_LANG
               です。

     複数言語環境のロカール
               複数言語環境のロカール名を指定します。もし、クライ
               アントがこのロカールを使用することを _x_w_n_m_o に要求
               した場合に、 _x_w_n_m_o はそのクライアントに対して、複
               数言語環境を作成します。もし、 " 複数言語環境のロ
               カール " が指定されない場合は、 ``wr_WR.ct'' がデ
               フォルトとして使用されます。

関連項目
     xwnmo(1X)

CCOOPPYYRRIIGGHHTT
     Copyright 1992 by OMRON Corporation
     Copyright 1992 by Massachusetts Institute of Technology

AAUUTTHHOORR
     Seiji Kuwari (OMRON Corporation)



Printed 12/1/92             Release 5                           2