view Wnn/manual/3.libwnn/jl_lib/open @ 3:ed4bb01eb317

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author Yoshiki Yazawa <yaz@cc.rim.or.jp>
date Thu, 13 Dec 2007 19:53:14 +0900
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JL_OPEN( )          UNIX Programmer's Manual           JL_OPEN( )



名称

     jl_open()           サーバとコネクションを張り環境をサーバ内に作る。

形式

     #include "jllib.h"

     struct wnn_buf *
     jl_open(env_n, server_n, wnnrc_n, error_handler,
                                   message_handler, timeout)
     char *env_n;                  /* 環境名 */
     char *server_n;               /* サーバ名 */
     char *wnnrc_n;                /* wnnrcファイル名 */
     int  (*error_handler)();      /* エラー・ハンドラ */
     int  (*message_handler)();    /* メッセージ・ハンドラ */
     int timeout;                  /* タイムアウト時間 */

機能

     環境名 env_n 、及び、サーバ名 server_n で指定された環境を作
     り、新しく変換バッファを作って返す。

     server_n が null ポインタ、および、 null 文字列の時は、
     /etc/hosts に jserver という alias が定義されているホストを
     探し、それに接続しようとする。それも書かれていない場合には、
     unix domain の socket で接続しようとする。

     環境名の環境を jserver 内に作る。初期化ファイル wnnrc が指定
     された場合、環境の初期化ファイルとして用い、そのファイルの指
     定 ( 辞書指定、付属語ファイル指定、パラメータ指定 ) をその環
     境に対して行なう。

     指定された辞書ファイル、頻度ファイルが存在しない場合の処理を、
     エラー・ハンドラ error_handler 、メッセージ・ハンドラ
     message_handler で指定する。 jl_dic_add を参照。

     timeout( 秒 ) 以内に、サーバと接続できない場合は、接続を中断
     し異常終了する。タイムアウトの設定のために、 SIGALARM を使用
     している。 timeout が 0 または、負の場合は、 SIGALARM を使用
     しない。 js_connect を参照。

リターンバリュー

     正常終了時には、バッファのポインタを返す。
     異常終了時には NULL を返す。

使用上の注意

     タイムアウトには、 SIGALARM を使用しているので、注意が必要で
     ある。 SIGALARM を使用しない場合には、 timeout に 0 を設定しな
     ければならない。



Printed 1/22/92         20 September 1991                       1