view Xwnmo/xwnmo/man.ja/xwnmo.man @ 0:bbc77ca4def5

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author Yoshiki Yazawa <yaz@cc.rim.or.jp>
date Thu, 13 Dec 2007 04:30:14 +0900
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line source

.\"
.\" $Id: xwnmo.man,v 1.1.1.1 2000/01/16 05:07:58 ura Exp $
.\"

.\" FreeWnn is a network-extensible Kana-to-Kanji conversion system.
.\" This file is part of FreeWnn.
.\" 
.\" Copyright OMRON Corporation. 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992, 1999
.\" Copyright 1991, 1992 by Massachusetts Institute of Technology
.\"
.\" Author: OMRON SOFTWARE Co., Ltd. <freewnn@rd.kyoto.omronsoft.co.jp>
.\"
.\" This program is free software; you can redistribute it and/or modify
.\" it under the terms of the GNU General Public License as published by
.\" the Free Software Foundation; either version 2, or (at your option)
.\" any later version.
.\"
.\" This program is distributed in the hope that it will be useful,
.\" but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
.\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE.  See the
.\" GNU General Public License for more details.
.\"
.\" You should have received a copy of the GNU General Public License
.\" along with GNU Emacs; see the file COPYING.  If not, write to the
.\" Free Software Foundation, Inc., 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139, USA.
.\"
.\" Commentary:
.\"
.\" Change log:
.\"
.\" Last modified date: 8,Feb.1999
.\"

.TH XWNMO 1 "Release 5" "X Version 11"
.SH 名称
xwnmo \- Xウィンドウ・インプットマネージャー
.SH 形式
.B xwnmo
[\-\fIoption\fP ...]
.SH 解説
\fIxwnmo\fP は、Xウィンドウ・インプットメソッド用のインプット・マネージャー
です。[\fIX Window System, Version 11 Input Method Specifications\fP] を
ベースに作成されました。\fIxwnmo\fP は、Xウィンドウの複数のクライアントに
対して、多国語の入力環境を提供します。クライアントは、XIMライブラリを
使うことにより、\fIxwnmo\fPを使用できます。
.PP
マルチスクリーンに対応しており、スクリーン毎に\fIRoot-mode\fP 用の
ウィンドウが作成されます。
.PP
変換のエンジンには、国際化されたWnnを使用します。クライアントのランゲージ
に応じて、変換サーバを選択します。入力可能な言語は、コンフィグレーション
ファイル(\fIximconf\fP)により決まります。詳しくは、\fIximconf\fPの
マニュアルを参照して下さい。
.PP
.TP 8
\fIXwnmo\fP は、以下のインプットスタイルをサポートしています。
( XIMPreeditArea | XIMStatusArea )
.br
( XIMPreeditPosition | XIMStatusArea )
.br
( XIMPreeditNothing | XIMStatusNothing )
.br
( XIMPreeditCallbacks | XIMStatusArea )
.br
( XIMPreeditArea | XIMStatusCallbacks )
.br
( XIMPreeditPosition | XIMStatusCallbacks )
.br
( XIMPreeditCallbacks | XIMStatusCallbacks )
.PP
XIMライブラリを使用し、\fIxwnmo\fPと接続をする場合、\fIXOpenIM\fP() 
をコールする前に、モディファイアを\fI_XWNMO\fPにセットする必要があります。
.TP 8
具体的には、
XSetLocaleModifiers("@im=_XWNMO");
.br
あるいは、
.br
環境変数
\fBXMODIFIERS\fP=@im=_XWNMO
セット後に、XSetLocaleModifiers("");です。
.PP
XIMライブラリの詳しい使用方法は、Xのドキュメントの13章、あるいは、
[\fIX Window System, Version 11 Input Method Specifications\fP]を参照
して下さい。
.PP
.SH XML
\fIInput Method Specifications\fP によると、インプットメソッドが使用する
ロカールは、一つで固定です。従って、\fIxwnmo\fP は \fIXOpenIM\fP()
が呼ばれた時のロカールによる言語環境を一つだけ作成します。
そして、これを変更することはできません。
.br
しかし、libX11.a をコンパイル時に、
.B XML
をデファインすると、マルチ・ロカールの環境が使用できます。つまり、
ロカールを切替えることにより、言語環境をダイナミックに変更することが
可能になります。その使い方は以下の通りです。
.PP
.TP 8
.B 環境の作成
XOpenIM() の代わりに、\fIXmlOpenIM()\fP をコールします。そして、XIC の
アーギュメント
.B XNCurrentLanguage
をセットし、\fIXCreateIC\fP() をコールします。そうすると、\fIxwnmo\fP は、
できる限り多くの言語環境を作成し、XNCurrentLanguage で指定されたロカールを
現在の言語環境とします。もし、XNCurrentLanguage をセットしなかった場合は、
最初に作成した言語環境が、現在の環境となります。XNCurrentLanguage の書式は、
.br
.br
current_language = <language>'_'<territory>
.br
例: ja_JP
.TP 8
.B 環境の変更
現在の言語環境を変更したい場合は、
.B XNCurrentLanguage
をセットし、\fIXSetICValues()\fP を呼びます。
.PP
\fIXwnmo\fP は、同時に、
.B XML
のクライアントと
.B NON_XML
のクライアントからの接続を許します。
.PP
.SH CHANGING LOCALE
\fIXwnmo\fPは、現在の言語環境を変更するために、2つのインタフェースを
持っています。1つは、\fIchange_locale_ct\fP関数によるものです。この関数は
ロカールが、\fIwr_WR.ct\fPのときのみ有効です。この関数は、\fIuumkey\fP
ファイルに書くことができます。その書式は以下の通りです。
.PP
change_locale_ct <キー> [ <キー> ...]
.PP
もうひとつは、\fIchange_locale\fP関数によるものです。この関数は
\fIuumkey\fPファイルに書くことができます。その書式は以下の通りです。
.PP
change_localet <キー> [ <キー> ...]
.PP
この関数は、アーギュメント XNChangeLanguageCB をセットした時のみ有効です。
XNChangeLanguageCB の値は、コールバック関数のポインタです。この関数は
\fIxwnmo\fP の現在の言語環境を変更した時にインプットメソッドから呼ばれる
ものです。この関数の仕様は、以下の通りです。
.PP
void ChangeLocaleCB(char *locale)
.PP
.SH XJp
\fIXwnmo\fPは、
.B XJp
のプロトコルをサポートすることができます。
\fIXwnmo\fPをコンパイル時に、\fBXJP\fPをデファインすると、
\fIXJp\fPのコミュニケーションキットのプロトコルをサポートします。
また、\fBXJP\fPと\fBXJP_DIRECT\fPをデファインすると、
\fIXJp\fPのダイレクトインタフェースのプロトコルをサポートします。
.PP
.SH SEP
\fIXwnmo\fPは、
.B SEP
のプロトコルをサポートすることができます。
\fIXwnmo\fPをコンパイル時に、\fBSEP\fPをデファインすると、
\fBSEP\fPのプロトコルをサポートします。
\fI_XipChangeSpot()\fP の関数を使用して下さい。関数の仕様は以下の通りです。
.PP
.TP 4
int \fB_XipChangeSpot\fP(\fIic\fP, \fIspot_x\fP, \fIspot_y\fP)
XIC ic;
.br
short spot_x, spot_y;
.PP
ic:		インプットコンテキストを指定
.br
spot_x, spot_y:	スポットの位置を指定
.PP
.SH オプション
\fIXwnmo\fP は、以下のオプションを持っています。
.TP 8
.B \-D \fIサーバ名\fP
変換サーバのマシン名を指定します。指定されない場合、まず、環境変数\fJSERVER\fP
が参照されます。これが設定されていない場合、マシン名 "\fIjserver\fP" へ
接続を試みます。もしこの接続が失敗した場合、ローカルのサーバへ
接続を試みます。
.TP 8
.B \-n \fIユーザ名\fP
Wnn の環境名として使用されるユーザ名を指定します。指定されない場合、
まず、環境変数 \fIWNNUSER\fP が参照されます。これがセットされていない
場合、プロセスのオーナ名が参照されます。
.TP 8
.B \-lc \fIランゲージ名\fP
\fIRoot-mode\fP の言語環境の作成に参照される、ロカール名を指定します。
指定されない場合、環境変数 \fILANG\fP が参照されます。これがセットされて
いない場合、デフォルトは、\fIja_JP\fP です。
ランゲージ名のフォーマットは
.br
.br
langName = <language>'_'<territory>
.TP 8
.B \-k \fIキーバインド定義ファイル名\fP
\fIuumkeyファイル\fP のパス名を指定します。\fIuumkeyファイル\fP の詳しい
説明は、Wnn のマニュアルを参照して下さい。
.TP 8
.B \-r \fIオートマトンファイル名\fP
\fIオートマトンファイル\fP のパス名を指定します。デフォルトは、
\fI/usr/local/lib/wnn/@LANG/rk/mode\fP です。\fIオートマトンファイル\fP
の詳しい説明は、Wnn のマニュアル(mode)を参照して下さい。
.TP 8
.B \-X \fIキー変換テーブルファイル名\fP
\fIキー変換テーブルファイル\fP のパス名を指定します。
\fIキー変換テーブルファイル\fP には、Xのキーと
Wnnのキーの関係が書かれています。
デフォルトは、\fI/usr/local/lib/wnn/cvt_xim_tbl\fP です。
\fIキー変換テーブルファイル\fP の詳しいの内容は、
マニュアル(cvt_xim_tbl)を見て下さい。
.TP 8
.B \-F \fIファンクションキー変換テーブルファイル名\fP
\fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP のパス名を指定します。
\fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP には、Xのファンクションキーと
Wnnのキーの関係が書かれています。
このファイルは、古いバージョンの\fIxwnmo\fPとの互換性のためだけの
ものです。できるだけ、cvt_xim_tblを使用して下さい。
\fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP の詳しい内容は、
マニュアル(cvt_fun_tbl)を見て下さい。
.TP 8
.B \-M \fIメタキー変換テーブルファイル名\fP
\fIメタキー変換テーブルファイル\fP のパス名を指定します。
\fIメタキー変換テーブルファイル\fP には、XのメタキーとWnnのキーの
関係が書かれています。
このファイルは、古いバージョンの\fIxwnmo\fPとの互換性のためだけの
ものです。できるだけ、cvt_xim_tblを使用して下さい。
\fIメタキー変換テーブルファイル\fP の詳しい内容は、
マニュアル(cvt_meta_tbl)を見て下さい。
.TP 8
.B \-display \fIディスプレイ名\fP
接続する X server を指定します。\fIX(1)\fP を参照して下さい。
.TP 8
.B \-help
このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP は、オプションの内容を表示します。
.TP 8
.B \-ju \fI辞書ユーティリティマネージャ名\fP
辞書ユーティリティマネージャである \fIxjutil\fP のパス名を指定します。
デフォルトは、\fI/usr/bin/X11/xjutil\fP です。
.TP 8
.B \-EM
このオプションを指定すると、\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウ上で、マウス
のポインタのいずれかを押した場合に、終了用のメニューが表示されます。
デフォルトでは、表示されます。
.TP 8
.B \+EM
このオプションを指定すると、終了用のメニューは表示されません。
終了させるには、コマンド \fIkillxwnmo\fP を使用して下さい。
.TP 8
.B \-SU
このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP が作成するウィンドウはすべて
SaveUnderの属性を持ちます。デフォルトは、持っていません。
.\"
.PP
これ以降のオプションは、すべてのスクリーンの\fIRoot-mode\fP 用の
ウィンドウに作用します。
.\"
.TP 8
.B \-fs \fIフォント名リスト\fP
フォント名のリストを指定します。このリストより、\fIRoot-mode\fP 用の
ウィンドウのフォントセットが作成されます。デフォルトは、ロカールに
依存します。
リストの書式は、
.br
.br
font-name-list = <fontname>{','fontname}
.TP 8
.B \-geometry \fIジオメトリ\fP
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウの位置と、サイズを指定します。
\fIX(1)\fP を参照して下さい。
.TP 8
.B \-fg \fIカラー名\fP
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウに書かれるテキストの色を指定します。
デフォルトは、``black.''
です。
.TP 8
.B \-bg \fIカラー名\fP
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウのバックグラウンドの色を指定します。
デフォルトは、``white.''
です。
.TP 8
.B \-bd \fIカラー名\fP
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウのボーダの色を指定します。
デフォルトは、``black.'' です。
.TP 8
.B \-bw \fIピクセル値\fP
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウの枠の幅を、ピクセル値で指定します。
.TP 8
.B \-iconic
このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP は、アイコンで起動するように、
ウィンドウ・マネージャに要求します。しかし、\-RV オプションが指定され
るか、あるいは、リソース "rootVisible" が ``True'' に設定されていると
このオプションは無効になります。
.TP 8
.B #\fIジオメトリ\fP
Xwnmo のアイコンウィンドウの位置と、サイズを指定します。通常は、リソース
``\fI*iconGeometry\fP'' で指定します。
.TP 8
.B \-h
このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP は、変換オフの状態で起動します。
デフォルトは、この状態です。
.TP 8
.B \-H
このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP は、変換オンの状態で起動します。
デフォルトは、変換オフの状態です。
.TP 8
.B \-RV
このオプションを指定すると、\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウが、変換オフ
状態の時、また、\fIRoot-mode\fP を使用するクライアントが一つも接続して
いない状態で、非表示になります。
このオプションを指定すると、-iconic オプションが無効になり、リソース "iconic"
が強制的に ``False''に設定されます。
.SH リソース
\fIXwnmo\fP は、名前\fBxwnmo\fP、クラス名\fBXwnmo\fPに、以下のリソース名、
および、リソースクラスを持っています。
.TP 8
.B "serverName (\fPクラス\fB ServerName)"
変換サーバのマシン名を指定します。指定されない場合、まず、環境変数\fJSERVER\fP
が参照されます。これが設定されていない場合、マシン名 "\fIjserver\fP" へ
接続を試みます。もしこの接続が失敗した場合、ローカルのサーバへ
接続を試みます。
.TP 8
.B "userName (\fPクラス\fB UserName)"
Wnn の環境名として使用されるユーザ名を指定します。指定されない場合、
まず、環境変数 \fIWNNUSER\fP が参照されます。これがセットされていない
場合、プロセスのオーナ名が参照されます。
.TP 8
.B "ximrcName (\fPクラス\fB XimrcName)"
\fIXwnmo\fP のスタートアップファイル \fIximrc-file\fP のパス名を指定します。
これが指定されない場合、あるいは、ファイルがない場合、まず、
\fI$HOME/.ximrc\fP が参照されます。もし、これが
ないばあい、デフォルトは "/usr/local/lib/wnn/ximrc" です。
\fIximrc-file\fP の詳しい内容は、\fIximrc-file\fP のマニュアルを参照して
下さい。(man の名前は、ximrc です。)
下さい。(man の名前は、ximrc です。)
.TP 8
.B "cvtximName (\fPクラス\fB CvtximName)"
\fIキー変換テーブルファイル\fP のパス名を指定します。
\fIキー変換テーブルファイル\fP には、Xのキーと
Wnnのキーの関係が書かれています。
デフォルトは、\fI/usr/local/lib/wnn/cvt_xim_tbl\fP です。
\fIキー変換テーブルファイル\fP の詳しいの内容は、
マニュアル(cvt_xim_tbl)を見て下さい。
.TP 8
.B "cvtfunName (\fPクラス\fB CvtfunName)"
\fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP の名前を指定します。
\fIファンクションキー変換テーブルファイル\fPには、
XのファンクションキーとWnnのキーの関係が書かれています。
このファイルは、古いバージョンの\fIxwnmo\fPとの互換性のためだけの
ものです。できるだけ、cvt_xim_tblを使用して下さい。
\fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP の詳しいの内容は、
マニュアル(cvt_fun_tbl)を見て下さい。
.TP 8
.B "cvtmetaName (\fPクラス\fB CvtmetaName)"
\fIメタキー変換テーブルファイル\fP の名前を指定します。
\fIメタキー変換テーブルファイル\\Pには、XのメタキーとWnnのキーの
関係が書かれています。
このファイルは、古いバージョンの\fIxwnmo\fPとの互換性のためだけの
ものです。できるだけ、cvt_xim_tblを使用して下さい。
\fIメタキー変換テーブルファイル\fP の詳しいの内容は、
マニュアル(cvt_meta_tbl)を見て下さい。
.\".TP 8
.\".B "display (\fPクラス\fB Display)"
.\"接続する X server を指定します。
.TP 8
.B "xjutilName (\fPクラス\fB XjutilName)"
辞書ユーティリティマネージャである\fIxjutil\fP のパス名を指定します。
デフォルトは、"/usr/bin/X11/xjutil" です。
.TP 8
.B "langName (\fPクラス\fB LangName)"
\fIRoot-mode\fP の言語環境の作成に参照される、ランゲージ名を指定します。
指定されない場合、環境変数 \fILANG\fP が参照されます。これがセットされて
いない場合、デフォルトは、\fIja_JP\fP です。
ランゲージ名のフォーマットは
.br
.br
langName = <language>'_'<territory>
.TP 8
.B "exitMenu (\fPクラス\fB ExitMenu)"
``True'' に設定すると、\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウ上で、マウス
のポインタのいずれかを押した場合に、終了用のメニューが表示されます。
``False'' を設定すると、終了用のメニューは表示されません。
デフォルトは、``True'' です。
.TP 8
.B "saveUnder (\fPクラス\fB SaveUnder)"
``True'' に設定すると、\fIxwnmo\fP が作成するウィンドウはすべて
SaveUnderの属性を持ちます。デフォルトは、持っていません。
.\"
.PP
これ以降のリソースは、スクリーンごとの\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウに
個別に設定できます。スクリーンごとのサブの名前、および、サブのクラス名は
\fBscreenN\fP、\fBScreenN\fPです。ここで、\fBN\fP にスクリーン番号を
入れます。
.TP 8
.B "foreground (\fPクラス\fB Foreground)"
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウに書かれるテキストの色を指定します。
デフォルトは、``black.''
です。
.TP 8
.B "background (\fPクラス\fB Background)"
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウにバックグラウンドの色を指定します。
デフォルトは、``white.''
です。
.TP 8
.B "borderColor (\fPクラス\fB BorderColor)"
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウにボーダの色を指定します。
デフォルトは、``black.'' です。
.TP 8
.B "iconic (\fPクラス\fB Iconic)"
``True'' に設定すると、\fIxwnmo\fP は、アイコンで起動するように、
ウィンドウ・マネージャに要求します。\-RV オプションが指定されるか、
リソース "rootVisible" が ``True'' に設定されていると、このリソースは
強制的に ``False'' に設定されます。
デフォルトは、``False'' です。
.TP 8
.B "geometry (\fPクラス\fB Geometry)"
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウの位置と、サイズを指定します。
.TP 8
.B "iconGeometry (\fPクラス\fB IconGeometry)"
\fIRoot-mode\fP 用のアイコンウィンドウの位置と、サイズを指定します。
.TP 8
.B "borderWidth (\fPクラス\fB BorderWidth)"
\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウの枠の幅を、ピクセル値で指定します。
.TP 8
.B "fontSet (\fPクラス\fB FontSet)"
フォント名のリストを指定します。このリストより、Root-mode のフォントセットが
作成されます。デフォルトは、ロカールに依存します。リストの書式は、
.br
.br
font-name-list = <fontname>{','fontname}
.TP 8
.B "rootVisible (\fPクラス\fB RootVisible)"
``True'' に設定すると、\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウが、変換オフ
状態の時、また、\fIRoot-mode\fP を使用するクライアントが一つも接続して
いない状態で、非表示になります。
デフォルトは、``False'' です。
``True'' に設定された場合、-iconic オプションが無効になり、リソース
"iconic" が強制的に ``False''に設定されます。
.SH 関連項目
killxwnmo(1X), ximrc(4X), cvt_xim_tbl(4X), cvt_fun_tbl(4X), cvt_meta_tbl(4X)
.br
\fIWnn Manual\fP (in the Wnn source directory)
.SH COPYRIGHT
Copyright 1991, 1992 by OMRON Corporation
.br
Copyright 1991, 1992 by Massachusetts Institute of Technology
.SH AUTHOR
Seiji Kuwari (OMRON Corporation)