0
|
1 .\"
|
|
2 .\" $Id: xwnmo.man,v 1.1.1.1 2000/01/16 05:07:58 ura Exp $
|
|
3 .\"
|
|
4
|
|
5 .\" FreeWnn is a network-extensible Kana-to-Kanji conversion system.
|
|
6 .\" This file is part of FreeWnn.
|
|
7 .\"
|
|
8 .\" Copyright OMRON Corporation. 1987, 1988, 1989, 1990, 1991, 1992, 1999
|
|
9 .\" Copyright 1991, 1992 by Massachusetts Institute of Technology
|
|
10 .\"
|
|
11 .\" Author: OMRON SOFTWARE Co., Ltd. <freewnn@rd.kyoto.omronsoft.co.jp>
|
|
12 .\"
|
|
13 .\" This program is free software; you can redistribute it and/or modify
|
|
14 .\" it under the terms of the GNU General Public License as published by
|
|
15 .\" the Free Software Foundation; either version 2, or (at your option)
|
|
16 .\" any later version.
|
|
17 .\"
|
|
18 .\" This program is distributed in the hope that it will be useful,
|
|
19 .\" but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
|
|
20 .\" MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the
|
|
21 .\" GNU General Public License for more details.
|
|
22 .\"
|
|
23 .\" You should have received a copy of the GNU General Public License
|
|
24 .\" along with GNU Emacs; see the file COPYING. If not, write to the
|
|
25 .\" Free Software Foundation, Inc., 675 Mass Ave, Cambridge, MA 02139, USA.
|
|
26 .\"
|
|
27 .\" Commentary:
|
|
28 .\"
|
|
29 .\" Change log:
|
|
30 .\"
|
|
31 .\" Last modified date: 8,Feb.1999
|
|
32 .\"
|
|
33
|
|
34 .TH XWNMO 1 "Release 5" "X Version 11"
|
|
35 .SH 名称
|
|
36 xwnmo \- Xウィンドウ・インプットマネージャー
|
|
37 .SH 形式
|
|
38 .B xwnmo
|
|
39 [\-\fIoption\fP ...]
|
|
40 .SH 解説
|
|
41 \fIxwnmo\fP は、Xウィンドウ・インプットメソッド用のインプット・マネージャー
|
|
42 です。[\fIX Window System, Version 11 Input Method Specifications\fP] を
|
|
43 ベースに作成されました。\fIxwnmo\fP は、Xウィンドウの複数のクライアントに
|
|
44 対して、多国語の入力環境を提供します。クライアントは、XIMライブラリを
|
|
45 使うことにより、\fIxwnmo\fPを使用できます。
|
|
46 .PP
|
|
47 マルチスクリーンに対応しており、スクリーン毎に\fIRoot-mode\fP 用の
|
|
48 ウィンドウが作成されます。
|
|
49 .PP
|
|
50 変換のエンジンには、国際化されたWnnを使用します。クライアントのランゲージ
|
|
51 に応じて、変換サーバを選択します。入力可能な言語は、コンフィグレーション
|
|
52 ファイル(\fIximconf\fP)により決まります。詳しくは、\fIximconf\fPの
|
|
53 マニュアルを参照して下さい。
|
|
54 .PP
|
|
55 .TP 8
|
|
56 \fIXwnmo\fP は、以下のインプットスタイルをサポートしています。
|
|
57 ( XIMPreeditArea | XIMStatusArea )
|
|
58 .br
|
|
59 ( XIMPreeditPosition | XIMStatusArea )
|
|
60 .br
|
|
61 ( XIMPreeditNothing | XIMStatusNothing )
|
|
62 .br
|
|
63 ( XIMPreeditCallbacks | XIMStatusArea )
|
|
64 .br
|
|
65 ( XIMPreeditArea | XIMStatusCallbacks )
|
|
66 .br
|
|
67 ( XIMPreeditPosition | XIMStatusCallbacks )
|
|
68 .br
|
|
69 ( XIMPreeditCallbacks | XIMStatusCallbacks )
|
|
70 .PP
|
|
71 XIMライブラリを使用し、\fIxwnmo\fPと接続をする場合、\fIXOpenIM\fP()
|
|
72 をコールする前に、モディファイアを\fI_XWNMO\fPにセットする必要があります。
|
|
73 .TP 8
|
|
74 具体的には、
|
|
75 XSetLocaleModifiers("@im=_XWNMO");
|
|
76 .br
|
|
77 あるいは、
|
|
78 .br
|
|
79 環境変数
|
|
80 \fBXMODIFIERS\fP=@im=_XWNMO
|
|
81 セット後に、XSetLocaleModifiers("");です。
|
|
82 .PP
|
|
83 XIMライブラリの詳しい使用方法は、Xのドキュメントの13章、あるいは、
|
|
84 [\fIX Window System, Version 11 Input Method Specifications\fP]を参照
|
|
85 して下さい。
|
|
86 .PP
|
|
87 .SH XML
|
|
88 \fIInput Method Specifications\fP によると、インプットメソッドが使用する
|
|
89 ロカールは、一つで固定です。従って、\fIxwnmo\fP は \fIXOpenIM\fP()
|
|
90 が呼ばれた時のロカールによる言語環境を一つだけ作成します。
|
|
91 そして、これを変更することはできません。
|
|
92 .br
|
|
93 しかし、libX11.a をコンパイル時に、
|
|
94 .B XML
|
|
95 をデファインすると、マルチ・ロカールの環境が使用できます。つまり、
|
|
96 ロカールを切替えることにより、言語環境をダイナミックに変更することが
|
|
97 可能になります。その使い方は以下の通りです。
|
|
98 .PP
|
|
99 .TP 8
|
|
100 .B 環境の作成
|
|
101 XOpenIM() の代わりに、\fIXmlOpenIM()\fP をコールします。そして、XIC の
|
|
102 アーギュメント
|
|
103 .B XNCurrentLanguage
|
|
104 をセットし、\fIXCreateIC\fP() をコールします。そうすると、\fIxwnmo\fP は、
|
|
105 できる限り多くの言語環境を作成し、XNCurrentLanguage で指定されたロカールを
|
|
106 現在の言語環境とします。もし、XNCurrentLanguage をセットしなかった場合は、
|
|
107 最初に作成した言語環境が、現在の環境となります。XNCurrentLanguage の書式は、
|
|
108 .br
|
|
109 .br
|
|
110 current_language = <language>'_'<territory>
|
|
111 .br
|
|
112 例: ja_JP
|
|
113 .TP 8
|
|
114 .B 環境の変更
|
|
115 現在の言語環境を変更したい場合は、
|
|
116 .B XNCurrentLanguage
|
|
117 をセットし、\fIXSetICValues()\fP を呼びます。
|
|
118 .PP
|
|
119 \fIXwnmo\fP は、同時に、
|
|
120 .B XML
|
|
121 のクライアントと
|
|
122 .B NON_XML
|
|
123 のクライアントからの接続を許します。
|
|
124 .PP
|
|
125 .SH CHANGING LOCALE
|
|
126 \fIXwnmo\fPは、現在の言語環境を変更するために、2つのインタフェースを
|
|
127 持っています。1つは、\fIchange_locale_ct\fP関数によるものです。この関数は
|
|
128 ロカールが、\fIwr_WR.ct\fPのときのみ有効です。この関数は、\fIuumkey\fP
|
|
129 ファイルに書くことができます。その書式は以下の通りです。
|
|
130 .PP
|
|
131 change_locale_ct <キー> [ <キー> ...]
|
|
132 .PP
|
|
133 もうひとつは、\fIchange_locale\fP関数によるものです。この関数は
|
|
134 \fIuumkey\fPファイルに書くことができます。その書式は以下の通りです。
|
|
135 .PP
|
|
136 change_localet <キー> [ <キー> ...]
|
|
137 .PP
|
|
138 この関数は、アーギュメント XNChangeLanguageCB をセットした時のみ有効です。
|
|
139 XNChangeLanguageCB の値は、コールバック関数のポインタです。この関数は
|
|
140 \fIxwnmo\fP の現在の言語環境を変更した時にインプットメソッドから呼ばれる
|
|
141 ものです。この関数の仕様は、以下の通りです。
|
|
142 .PP
|
|
143 void ChangeLocaleCB(char *locale)
|
|
144 .PP
|
|
145 .SH XJp
|
|
146 \fIXwnmo\fPは、
|
|
147 .B XJp
|
|
148 のプロトコルをサポートすることができます。
|
|
149 \fIXwnmo\fPをコンパイル時に、\fBXJP\fPをデファインすると、
|
|
150 \fIXJp\fPのコミュニケーションキットのプロトコルをサポートします。
|
|
151 また、\fBXJP\fPと\fBXJP_DIRECT\fPをデファインすると、
|
|
152 \fIXJp\fPのダイレクトインタフェースのプロトコルをサポートします。
|
|
153 .PP
|
|
154 .SH SEP
|
|
155 \fIXwnmo\fPは、
|
|
156 .B SEP
|
|
157 のプロトコルをサポートすることができます。
|
|
158 \fIXwnmo\fPをコンパイル時に、\fBSEP\fPをデファインすると、
|
|
159 \fBSEP\fPのプロトコルをサポートします。
|
|
160 \fI_XipChangeSpot()\fP の関数を使用して下さい。関数の仕様は以下の通りです。
|
|
161 .PP
|
|
162 .TP 4
|
|
163 int \fB_XipChangeSpot\fP(\fIic\fP, \fIspot_x\fP, \fIspot_y\fP)
|
|
164 XIC ic;
|
|
165 .br
|
|
166 short spot_x, spot_y;
|
|
167 .PP
|
|
168 ic: インプットコンテキストを指定
|
|
169 .br
|
|
170 spot_x, spot_y: スポットの位置を指定
|
|
171 .PP
|
|
172 .SH オプション
|
|
173 \fIXwnmo\fP は、以下のオプションを持っています。
|
|
174 .TP 8
|
|
175 .B \-D \fIサーバ名\fP
|
|
176 変換サーバのマシン名を指定します。指定されない場合、まず、環境変数\fJSERVER\fP
|
|
177 が参照されます。これが設定されていない場合、マシン名 "\fIjserver\fP" へ
|
|
178 接続を試みます。もしこの接続が失敗した場合、ローカルのサーバへ
|
|
179 接続を試みます。
|
|
180 .TP 8
|
|
181 .B \-n \fIユーザ名\fP
|
|
182 Wnn の環境名として使用されるユーザ名を指定します。指定されない場合、
|
|
183 まず、環境変数 \fIWNNUSER\fP が参照されます。これがセットされていない
|
|
184 場合、プロセスのオーナ名が参照されます。
|
|
185 .TP 8
|
|
186 .B \-lc \fIランゲージ名\fP
|
|
187 \fIRoot-mode\fP の言語環境の作成に参照される、ロカール名を指定します。
|
|
188 指定されない場合、環境変数 \fILANG\fP が参照されます。これがセットされて
|
|
189 いない場合、デフォルトは、\fIja_JP\fP です。
|
|
190 ランゲージ名のフォーマットは
|
|
191 .br
|
|
192 .br
|
|
193 langName = <language>'_'<territory>
|
|
194 .TP 8
|
|
195 .B \-k \fIキーバインド定義ファイル名\fP
|
|
196 \fIuumkeyファイル\fP のパス名を指定します。\fIuumkeyファイル\fP の詳しい
|
|
197 説明は、Wnn のマニュアルを参照して下さい。
|
|
198 .TP 8
|
|
199 .B \-r \fIオートマトンファイル名\fP
|
|
200 \fIオートマトンファイル\fP のパス名を指定します。デフォルトは、
|
|
201 \fI/usr/local/lib/wnn/@LANG/rk/mode\fP です。\fIオートマトンファイル\fP
|
|
202 の詳しい説明は、Wnn のマニュアル(mode)を参照して下さい。
|
|
203 .TP 8
|
|
204 .B \-X \fIキー変換テーブルファイル名\fP
|
|
205 \fIキー変換テーブルファイル\fP のパス名を指定します。
|
|
206 \fIキー変換テーブルファイル\fP には、Xのキーと
|
|
207 Wnnのキーの関係が書かれています。
|
|
208 デフォルトは、\fI/usr/local/lib/wnn/cvt_xim_tbl\fP です。
|
|
209 \fIキー変換テーブルファイル\fP の詳しいの内容は、
|
|
210 マニュアル(cvt_xim_tbl)を見て下さい。
|
|
211 .TP 8
|
|
212 .B \-F \fIファンクションキー変換テーブルファイル名\fP
|
|
213 \fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP のパス名を指定します。
|
|
214 \fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP には、Xのファンクションキーと
|
|
215 Wnnのキーの関係が書かれています。
|
|
216 このファイルは、古いバージョンの\fIxwnmo\fPとの互換性のためだけの
|
|
217 ものです。できるだけ、cvt_xim_tblを使用して下さい。
|
|
218 \fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP の詳しい内容は、
|
|
219 マニュアル(cvt_fun_tbl)を見て下さい。
|
|
220 .TP 8
|
|
221 .B \-M \fIメタキー変換テーブルファイル名\fP
|
|
222 \fIメタキー変換テーブルファイル\fP のパス名を指定します。
|
|
223 \fIメタキー変換テーブルファイル\fP には、XのメタキーとWnnのキーの
|
|
224 関係が書かれています。
|
|
225 このファイルは、古いバージョンの\fIxwnmo\fPとの互換性のためだけの
|
|
226 ものです。できるだけ、cvt_xim_tblを使用して下さい。
|
|
227 \fIメタキー変換テーブルファイル\fP の詳しい内容は、
|
|
228 マニュアル(cvt_meta_tbl)を見て下さい。
|
|
229 .TP 8
|
|
230 .B \-display \fIディスプレイ名\fP
|
|
231 接続する X server を指定します。\fIX(1)\fP を参照して下さい。
|
|
232 .TP 8
|
|
233 .B \-help
|
|
234 このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP は、オプションの内容を表示します。
|
|
235 .TP 8
|
|
236 .B \-ju \fI辞書ユーティリティマネージャ名\fP
|
|
237 辞書ユーティリティマネージャである \fIxjutil\fP のパス名を指定します。
|
|
238 デフォルトは、\fI/usr/bin/X11/xjutil\fP です。
|
|
239 .TP 8
|
|
240 .B \-EM
|
|
241 このオプションを指定すると、\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウ上で、マウス
|
|
242 のポインタのいずれかを押した場合に、終了用のメニューが表示されます。
|
|
243 デフォルトでは、表示されます。
|
|
244 .TP 8
|
|
245 .B \+EM
|
|
246 このオプションを指定すると、終了用のメニューは表示されません。
|
|
247 終了させるには、コマンド \fIkillxwnmo\fP を使用して下さい。
|
|
248 .TP 8
|
|
249 .B \-SU
|
|
250 このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP が作成するウィンドウはすべて
|
|
251 SaveUnderの属性を持ちます。デフォルトは、持っていません。
|
|
252 .\"
|
|
253 .PP
|
|
254 これ以降のオプションは、すべてのスクリーンの\fIRoot-mode\fP 用の
|
|
255 ウィンドウに作用します。
|
|
256 .\"
|
|
257 .TP 8
|
|
258 .B \-fs \fIフォント名リスト\fP
|
|
259 フォント名のリストを指定します。このリストより、\fIRoot-mode\fP 用の
|
|
260 ウィンドウのフォントセットが作成されます。デフォルトは、ロカールに
|
|
261 依存します。
|
|
262 リストの書式は、
|
|
263 .br
|
|
264 .br
|
|
265 font-name-list = <fontname>{','fontname}
|
|
266 .TP 8
|
|
267 .B \-geometry \fIジオメトリ\fP
|
|
268 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウの位置と、サイズを指定します。
|
|
269 \fIX(1)\fP を参照して下さい。
|
|
270 .TP 8
|
|
271 .B \-fg \fIカラー名\fP
|
|
272 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウに書かれるテキストの色を指定します。
|
|
273 デフォルトは、``black.''
|
|
274 です。
|
|
275 .TP 8
|
|
276 .B \-bg \fIカラー名\fP
|
|
277 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウのバックグラウンドの色を指定します。
|
|
278 デフォルトは、``white.''
|
|
279 です。
|
|
280 .TP 8
|
|
281 .B \-bd \fIカラー名\fP
|
|
282 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウのボーダの色を指定します。
|
|
283 デフォルトは、``black.'' です。
|
|
284 .TP 8
|
|
285 .B \-bw \fIピクセル値\fP
|
|
286 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウの枠の幅を、ピクセル値で指定します。
|
|
287 .TP 8
|
|
288 .B \-iconic
|
|
289 このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP は、アイコンで起動するように、
|
|
290 ウィンドウ・マネージャに要求します。しかし、\-RV オプションが指定され
|
|
291 るか、あるいは、リソース "rootVisible" が ``True'' に設定されていると
|
|
292 このオプションは無効になります。
|
|
293 .TP 8
|
|
294 .B #\fIジオメトリ\fP
|
|
295 Xwnmo のアイコンウィンドウの位置と、サイズを指定します。通常は、リソース
|
|
296 ``\fI*iconGeometry\fP'' で指定します。
|
|
297 .TP 8
|
|
298 .B \-h
|
|
299 このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP は、変換オフの状態で起動します。
|
|
300 デフォルトは、この状態です。
|
|
301 .TP 8
|
|
302 .B \-H
|
|
303 このオプションを指定すると、\fIxwnmo\fP は、変換オンの状態で起動します。
|
|
304 デフォルトは、変換オフの状態です。
|
|
305 .TP 8
|
|
306 .B \-RV
|
|
307 このオプションを指定すると、\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウが、変換オフ
|
|
308 状態の時、また、\fIRoot-mode\fP を使用するクライアントが一つも接続して
|
|
309 いない状態で、非表示になります。
|
|
310 このオプションを指定すると、-iconic オプションが無効になり、リソース "iconic"
|
|
311 が強制的に ``False''に設定されます。
|
|
312 .SH リソース
|
|
313 \fIXwnmo\fP は、名前\fBxwnmo\fP、クラス名\fBXwnmo\fPに、以下のリソース名、
|
|
314 および、リソースクラスを持っています。
|
|
315 .TP 8
|
|
316 .B "serverName (\fPクラス\fB ServerName)"
|
|
317 変換サーバのマシン名を指定します。指定されない場合、まず、環境変数\fJSERVER\fP
|
|
318 が参照されます。これが設定されていない場合、マシン名 "\fIjserver\fP" へ
|
|
319 接続を試みます。もしこの接続が失敗した場合、ローカルのサーバへ
|
|
320 接続を試みます。
|
|
321 .TP 8
|
|
322 .B "userName (\fPクラス\fB UserName)"
|
|
323 Wnn の環境名として使用されるユーザ名を指定します。指定されない場合、
|
|
324 まず、環境変数 \fIWNNUSER\fP が参照されます。これがセットされていない
|
|
325 場合、プロセスのオーナ名が参照されます。
|
|
326 .TP 8
|
|
327 .B "ximrcName (\fPクラス\fB XimrcName)"
|
|
328 \fIXwnmo\fP のスタートアップファイル \fIximrc-file\fP のパス名を指定します。
|
|
329 これが指定されない場合、あるいは、ファイルがない場合、まず、
|
|
330 \fI$HOME/.ximrc\fP が参照されます。もし、これが
|
|
331 ないばあい、デフォルトは "/usr/local/lib/wnn/ximrc" です。
|
|
332 \fIximrc-file\fP の詳しい内容は、\fIximrc-file\fP のマニュアルを参照して
|
|
333 下さい。(man の名前は、ximrc です。)
|
|
334 下さい。(man の名前は、ximrc です。)
|
|
335 .TP 8
|
|
336 .B "cvtximName (\fPクラス\fB CvtximName)"
|
|
337 \fIキー変換テーブルファイル\fP のパス名を指定します。
|
|
338 \fIキー変換テーブルファイル\fP には、Xのキーと
|
|
339 Wnnのキーの関係が書かれています。
|
|
340 デフォルトは、\fI/usr/local/lib/wnn/cvt_xim_tbl\fP です。
|
|
341 \fIキー変換テーブルファイル\fP の詳しいの内容は、
|
|
342 マニュアル(cvt_xim_tbl)を見て下さい。
|
|
343 .TP 8
|
|
344 .B "cvtfunName (\fPクラス\fB CvtfunName)"
|
|
345 \fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP の名前を指定します。
|
|
346 \fIファンクションキー変換テーブルファイル\fPには、
|
|
347 XのファンクションキーとWnnのキーの関係が書かれています。
|
|
348 このファイルは、古いバージョンの\fIxwnmo\fPとの互換性のためだけの
|
|
349 ものです。できるだけ、cvt_xim_tblを使用して下さい。
|
|
350 \fIファンクションキー変換テーブルファイル\fP の詳しいの内容は、
|
|
351 マニュアル(cvt_fun_tbl)を見て下さい。
|
|
352 .TP 8
|
|
353 .B "cvtmetaName (\fPクラス\fB CvtmetaName)"
|
|
354 \fIメタキー変換テーブルファイル\fP の名前を指定します。
|
|
355 \fIメタキー変換テーブルファイル\\Pには、XのメタキーとWnnのキーの
|
|
356 関係が書かれています。
|
|
357 このファイルは、古いバージョンの\fIxwnmo\fPとの互換性のためだけの
|
|
358 ものです。できるだけ、cvt_xim_tblを使用して下さい。
|
|
359 \fIメタキー変換テーブルファイル\fP の詳しいの内容は、
|
|
360 マニュアル(cvt_meta_tbl)を見て下さい。
|
|
361 .\".TP 8
|
|
362 .\".B "display (\fPクラス\fB Display)"
|
|
363 .\"接続する X server を指定します。
|
|
364 .TP 8
|
|
365 .B "xjutilName (\fPクラス\fB XjutilName)"
|
|
366 辞書ユーティリティマネージャである\fIxjutil\fP のパス名を指定します。
|
|
367 デフォルトは、"/usr/bin/X11/xjutil" です。
|
|
368 .TP 8
|
|
369 .B "langName (\fPクラス\fB LangName)"
|
|
370 \fIRoot-mode\fP の言語環境の作成に参照される、ランゲージ名を指定します。
|
|
371 指定されない場合、環境変数 \fILANG\fP が参照されます。これがセットされて
|
|
372 いない場合、デフォルトは、\fIja_JP\fP です。
|
|
373 ランゲージ名のフォーマットは
|
|
374 .br
|
|
375 .br
|
|
376 langName = <language>'_'<territory>
|
|
377 .TP 8
|
|
378 .B "exitMenu (\fPクラス\fB ExitMenu)"
|
|
379 ``True'' に設定すると、\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウ上で、マウス
|
|
380 のポインタのいずれかを押した場合に、終了用のメニューが表示されます。
|
|
381 ``False'' を設定すると、終了用のメニューは表示されません。
|
|
382 デフォルトは、``True'' です。
|
|
383 .TP 8
|
|
384 .B "saveUnder (\fPクラス\fB SaveUnder)"
|
|
385 ``True'' に設定すると、\fIxwnmo\fP が作成するウィンドウはすべて
|
|
386 SaveUnderの属性を持ちます。デフォルトは、持っていません。
|
|
387 .\"
|
|
388 .PP
|
|
389 これ以降のリソースは、スクリーンごとの\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウに
|
|
390 個別に設定できます。スクリーンごとのサブの名前、および、サブのクラス名は
|
|
391 \fBscreenN\fP、\fBScreenN\fPです。ここで、\fBN\fP にスクリーン番号を
|
|
392 入れます。
|
|
393 .TP 8
|
|
394 .B "foreground (\fPクラス\fB Foreground)"
|
|
395 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウに書かれるテキストの色を指定します。
|
|
396 デフォルトは、``black.''
|
|
397 です。
|
|
398 .TP 8
|
|
399 .B "background (\fPクラス\fB Background)"
|
|
400 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウにバックグラウンドの色を指定します。
|
|
401 デフォルトは、``white.''
|
|
402 です。
|
|
403 .TP 8
|
|
404 .B "borderColor (\fPクラス\fB BorderColor)"
|
|
405 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウにボーダの色を指定します。
|
|
406 デフォルトは、``black.'' です。
|
|
407 .TP 8
|
|
408 .B "iconic (\fPクラス\fB Iconic)"
|
|
409 ``True'' に設定すると、\fIxwnmo\fP は、アイコンで起動するように、
|
|
410 ウィンドウ・マネージャに要求します。\-RV オプションが指定されるか、
|
|
411 リソース "rootVisible" が ``True'' に設定されていると、このリソースは
|
|
412 強制的に ``False'' に設定されます。
|
|
413 デフォルトは、``False'' です。
|
|
414 .TP 8
|
|
415 .B "geometry (\fPクラス\fB Geometry)"
|
|
416 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウの位置と、サイズを指定します。
|
|
417 .TP 8
|
|
418 .B "iconGeometry (\fPクラス\fB IconGeometry)"
|
|
419 \fIRoot-mode\fP 用のアイコンウィンドウの位置と、サイズを指定します。
|
|
420 .TP 8
|
|
421 .B "borderWidth (\fPクラス\fB BorderWidth)"
|
|
422 \fIRoot-mode\fP 用のウィンドウの枠の幅を、ピクセル値で指定します。
|
|
423 .TP 8
|
|
424 .B "fontSet (\fPクラス\fB FontSet)"
|
|
425 フォント名のリストを指定します。このリストより、Root-mode のフォントセットが
|
|
426 作成されます。デフォルトは、ロカールに依存します。リストの書式は、
|
|
427 .br
|
|
428 .br
|
|
429 font-name-list = <fontname>{','fontname}
|
|
430 .TP 8
|
|
431 .B "rootVisible (\fPクラス\fB RootVisible)"
|
|
432 ``True'' に設定すると、\fIRoot-mode\fP 用のウィンドウが、変換オフ
|
|
433 状態の時、また、\fIRoot-mode\fP を使用するクライアントが一つも接続して
|
|
434 いない状態で、非表示になります。
|
|
435 デフォルトは、``False'' です。
|
|
436 ``True'' に設定された場合、-iconic オプションが無効になり、リソース
|
|
437 "iconic" が強制的に ``False''に設定されます。
|
|
438 .SH 関連項目
|
|
439 killxwnmo(1X), ximrc(4X), cvt_xim_tbl(4X), cvt_fun_tbl(4X), cvt_meta_tbl(4X)
|
|
440 .br
|
|
441 \fIWnn Manual\fP (in the Wnn source directory)
|
|
442 .SH COPYRIGHT
|
|
443 Copyright 1991, 1992 by OMRON Corporation
|
|
444 .br
|
|
445 Copyright 1991, 1992 by Massachusetts Institute of Technology
|
|
446 .SH AUTHOR
|
|
447 Seiji Kuwari (OMRON Corporation)
|